2014年02月20日

横尾忠則。

「暗夜行路 Y路」

写真.jpg

写真の本は、画家の横尾忠則の作品集である。アマゾンに注文していたものが今日届いた。

横尾忠則は、日本人なら一度はその作品を目にしたことがあると思われるほど著名な画家である。鉄人は彼の作風が以前から好きで、個展にも出かけたことがある。

上手く言えないが、彼の作品には自分が以前何処かで出会ったことがある、あるいは経験したことがある様な気持ちにさせる何かがある。

写真は、彼の作品の中でも有名な「Y路」シリーズの一部である。何の変哲もない何処にでも目にする様な街の中のY路を描いている。路は二手に分かれやがて暗闇の中に消えていく。暗闇の先には何があるのだろう。

人生は選択の連続である。幾らかの選択肢があっても路はひとつしか選べない。そしてその選んだ路も、その先がどうなるのかは誰も分からないのだ。

Y路というのは、そんな選択の人生を感じさせる場所の様な気がする。鉄人もY路の前に立ったことがある。さてどちらの路に行こうか。どちらかを選ぶ。そして今の自分がいるのだ。

絵画というものは三次元の世界を二次元で見せているので、「嘘」の世界だと言う人もいる。そうかもしれない。でも絵はその作者の心が具現化した世界でもあるのだ。横尾忠則と鉄人は同じ世界、あるいは近い世界を観ている。だから共感するのだ。

その画家の作品が好きだというのは、その画家の世界観と自分の世界観が近いことでもある。感性が近いというか。違いは才能である。絵の才能がない自分の代わりに横尾忠則が、その世界を描いてくれているのかもしれない。
posted by masa at 22:40| Comment(0) | 日記
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