2013年11月17日

遠出。

「柿」

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何となくジョギングがしたくなった。昨日は休み、秋晴れの空に誘われ午後から家を出た。

ジョギングも随分ご無沙汰である。当然足も鈍っている。遠くへは行けない。ところが鉄人遠出をしてしまったのだ。

目的地は以前マメにジョギングをしていた頃の折り返し地点である。片道6キロある。往復12キロ。鈍っている今の足では無理な距離である。でもどうしても行きたくなったのだ。

くだらん意志であるが、今の自分の体力を確かめたくなったのである。まずソロリソロリとゆっくりスタートした。小走り程度の速さである。ところがすぐにしんどくなり100メートルくらい走った地点で、早くも歩き出してしまった。

それから200メートル走っては100メートル歩く。次に500メートル走っては100メートル歩く。と徐々に走る距離を延ばしていった。

結構暑い。無理をしなかったことが功を奏したのか、段々足が走ることに慣れて来た。何とか目的地にも無事到着。目的を成就したのだが還りがあるのである。

それなりに頑張って走っていたのだが、残り2キロの時点で到頭ギブアップ。ふくらはぎが吊りそうになったのである。もう走れない。2キロの道のりを挫折感に苛まれながらトボトボと我が家に帰還した。

今日は階段を上がるのさえ辛い。まったくアホな行為をしたのであるが、気分は不思議に悪くはない。それは「無常」「苦」「無我」をを冷静に観察できたことにある。

粗い呼吸、足の痛み、筋肉の痙攣、もう少し走りたいのに身体がまったく思い通りにならない。自分の意思が通じないのでる。命令を聞かない身体の何処が自分のものなのか。

「苦」もそうである。足が痛くてたまらない。しんどい。「苦」そのものではないか。身体も心も一瞬もそこに留まらない。すべてが移り行くものに「自我」を見つけることは不可能だ。

昨日の遠出は「無常」「苦」「無我」の「三相」を確認する為の修行でもあった様だ。
posted by masa at 13:49| Comment(0) | 日記
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