2010年01月21日

道場破り。

Photo 雪帽子
yukinoboushi.jpg

鉄人は割とよく道場破りに行く。もちろん剣道や空手などの話しではない。鉄人が初期仏教を学んでいる事は、皆さんもよくご存知であるが、その仏教のことで、いろいろな方のホームページにお邪魔するのだ。 
 
「道場破り」という過激な言葉を使ってしまったが、自分が学んでいる仏教を、他人はどのように捉えてくれるのか、自分の考えは間違っていないのか。そういったことを知りたくて、迷惑とは感じながらも、コメントを書かせてもらっているのだ。

仏陀に帰依している鉄人ではあるが、仏陀が説いた大切な教えのひとつを、常に大切に胸にしまっている。

その教えとは次のようなものだ。

「偉い先生が言ったからといって、
 尊い本に書いてあるからといって、
 多くの人が信じているからといって、
 或はまた、この私(仏陀)が言ったからといって、
 すぐに信じてはなりません。
 理性を持って、よく考えて、正しいと納得出来たら
 信じなさい」

この言葉は以前にもブログに書かせてもらったことがある。

この言葉は、鉄人にとって実に大切な言葉なのだ。何故なら他人が言った事を、あまり疑わずに信じたせいで、失敗ばかりの人生を送って来ていたからなのだ。このような人間を仏教の世界では「愚か者」と言う。

どんなに偉い人が言っても、大勢の人間が賛同しているようなことでも「本当に正しいのだろうか。真実なのだろうか」。まずは疑ってかかることが、大切だと思うのだ。

なので今自分が学んでいる初期仏教の世界は、自分は正しいと信じているが、他人にはどうなのか。また様々なアドバイスも貰えるかもしれない。そういう思いでとっている行動なのだ。

お邪魔するブログは、宗教家、心理学者、心理カウンセラー、大学の教授など、実践はともかく、少なくても自分よりは勉強しているだろうなあと感じたひとのブログにお邪魔する。

肩書きがあれば誰でもいいという訳ではなくて、その方のブログを拝読して、知識、人間性、その道に対する真摯な態度。そのような条件で選んでいる。

有名無名は関係ない。そのようなブログにコメントを書かせて貰うと、やはり丁寧なご返事をいただく。今まで返答がなかったのは皆無である。流石だなあと思う。

鉄人が出すコメントの内容はこうだ。まず相手のブログに対する個人的感想。そして相手のブログの内容を仏教的に観るならば、こうなるかもしれません。どう思われますか?」といったものである。

まあちょっと五月蝿い。面倒くさいヤツだ。でも彼らも「こころを扱うエキスパート」である。やはり専門分野なので真面目に応えてくれる。

鉄人と考えが違うこともあれば、より深い意味を教えてもらえることもある。よく仏教で「そもさん せっぱ」という僧侶同士の問答があるが、それをブログ上でやっているようなものである。

そうやっているうちに、自分の考えが練れていって、疑問に感じていたことが、確信に変わることもある。なので鉄人にとっては、今のところ大切な修行のひとつなのかもしれない。

それと鉄人のバックボーンには仏陀がおられる訳で、どれだけ凄い肩書きのひとであっても、仏陀以上の人物がいる訳はないので、臆するようなことは全くない。そういった感覚になれるのも、やはり仏陀の教えの素晴らしさ。だからなのである。
posted by masa at 18:32| Comment(0) | 仏教夜話
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。