2009年05月17日

フィルムカメラ

Photo 休息
kyuusoku.jpg

今日は岡山で建築撮影の仕事だったのですが、この仕事、フィルムでの撮影なのです。ポジフィルムでサイズは35ミリ。建築写真はけして苦手な方ではないのですが、苦戦しました。 
 
鉄人の最近の撮影はほぼ100%デジタル。ポジフィルムを使う仕事は半年に1〜2回くらいの割合です。普段ほとんど使わないフィルムカメラを手にド緊張。

ご存知のようにデジタルカメラはボディの後ろにあるモニターを見て、写真の仕上がり具合を確認出来ます。また撮影後も現場で出来なかった部分を画像処理出来ます。ところが35ミリフィルムカメラはそれが出来ません。(デジタルデータにすれば画像処理は出来ます)

以前ならそれが当たり前だったのですが、デジタルの便利さを知った現在、大変に不便に感じます。おまけに普段フィルムカメラをほとんど使わないので、フィルム撮影の勘所がどうにも鈍っています。

鉄人のデジタル撮影のやり方は、取りあえず一回準備もなくサッと撮ります。これは全体の構図とか色のバランスを見る為です。二次元のモニター画面で、最初に大まかに確認した方が、後作業をそれをベースに進められますから、合理的なのです。

その癖が染み付いていて、フィルムカメラでそれをうっかりやってしまいます。フィルムカメラは最初に設定をきっちりやっていないと当然まともに写りません。取りあえず撮ってみる、という行程がないのです。数枚撮ったところで、フィルムカメラだったことに気が付いて、あ〜やっちゃった。ということになります。

恥ずかしながらこれを毎回やってしまいます。何とも習慣というものは恐ろしいものです。以前は写真の出来上がりにフィルムとデジタルではかなり差がありました。しかし最近ではその差もほとんど無くなり、被写体によってはデジタルの方が優れているケースもあります。

実はデジタルが出始めた頃、この新兵器に飛びついたのは、新しもの好きの若者達ではなく、我々オッサン達でした。特に一部のプロカメラマンのオッサン達は、子供が新しいおもちゃに飛びつくように夢中になりました。

それはフィルム撮影の不便さや弱点を知り尽くしているからでした。比較対象がありますから、デジタルが持つ可能性に、彼らはやっきになって研究したのです。ですから今のデジタル全盛期は彼らオッサン抜きには語れません。

デジタルの黎明期にはデジタルカメラは1万画素1万円、という時代もありました。あの頃のカメラは300万画素くらいでしたから、デジタルカメラ一台が何と300万円もしていたのです。性能といえば今の3万円のカメラにも勝てない代物。電卓といいパソコンといい皆出始めはそういうものですね。

フィルムカメラの出番はほとんどなくなりましたが、鉄人は宝石の撮影や料理の撮影ではまだポジフィルムを使うことがあります。やはりポジフィルムには素晴らしい魅力があります。写真の深みが違うのです。被写体が持つ存在感を写し出すのは、まだデジタルはポジフィルムには勝てないようです。将来、この溝が埋まった時、完全にフィルムの時代は終焉に向かうと思われます。

ただ鉄人の予想ではたぶんある意味埋まらない。それはレコードとCDの違いみたいに、フィルムとデジタルも「差」というより「違い」として、将来もフィルムは存続するのではないかと思っているのです。


今日の体重      67.5kg

今日の歩数      3,000歩

今日の食事  朝   トースト     1枚
           ハムエッグ
           ジュース

       昼   豚焼肉重定食
           
       夕   マックチーズバーガー  1個 
           マックポテト      少々
           ノンカロリーコーラ
           豆腐の煮物
           水           2,000cc

       1,900キロカロリー

       尾籠な話しながら便秘が続く。
       よって体重増加気味?
posted by masa at 21:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 撮影の隠し味
この記事へのコメント
撮影ご苦労様です。フィルムならでは深み、興味深く拝見致しました。この深みはネガフィルムでも感じられるものなのでしょうか?ここ何年もフィルムカメラは眠ったままなのですが、ふと興味を持ちました。
Posted by saso at 2009年05月18日 21:51
達人様 コメントどうもありがとうございます。

ネガフィルムの最大の長所は、階調の豊かさです。ポジフィルムは暗部に弱く、階調が黒く潰れてしまいます。それとは逆にデジカメはハイライト部分に弱く、白くトンでしまい、その部分にはデータがありません。その両方に強いのがネガフィルムです。
暗い部分から明るいところまで、豊かな階調が続きます。今でも結婚式や披露宴のスナップ写真は、その特性を生かしネガフィルムで撮ることも多いようです。
他には女性を撮るときも、滑らかな女性の肌を表現するのに適しています。それと露出が少々間違っていてもプリントの時点で救えるというメリットもあります。最後に専門的になりますが、建築写真はネガフィルムで撮ります。理由として室内の様々な光源に対応して、フィルターを使わなくても自然な仕上がりになるからです。
色の深みについては印刷物に使うならポジが有効ですが、プリントにするならネガフィルムの方が勝っていると小生は思っています。プリントの場合、ポジは色は鮮やかなのですが、暗部が完全に潰れるという弱点があるからです。
Posted by 鉄人 at 2009年05月18日 22:29
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