2009年03月17日
鳥の撮影
今日は鳥を撮影していました。ある組合の会報誌の表紙に載せる写真を撮る仕事だったのですが、何となく鳥を撮っていました。この仕事、ある特定の地域内だったら、何を撮ってもいいのです。ただ何を撮ってもいいと言われると、逆に何を撮ろうかと思案してしまいます。
普段の撮影ならクライアントから仕事の依頼があった時点で、クライアント側にある程度のイメージが出来ています。我々はそれを具現化するだけです。ところが今回のような撮影は、スタートが何も決まっていませんので、こちらが好きに出来るのですが、責任もすべて被るようになります。イメージ写真なので相手が気に入らなかったら終わり、みたいなリスクもあるのです。
そんな訳で今日取りあえず下見を兼ねて、現地を廻ってみることにしました。意外に殺風景な地域で、なかなか絵になる場所が見当たりません。しばらく車を走らせていると、港がありました。魚市場に面している港です。昼間なので眠ったように静かでしたが、港には鴎などの海鳥が結構いて、これはいい被写体を見つけたと小躍りしました。
鳥を撮影するのは面白いものです。彼らは餌を探して活発に飛んでいますから、その姿をファインダーの中に的確に捉えるのは、なかなか至難の業です。そのかわり動きのあるものの撮影の訓練には最適の被写体です。別に訓練ではなかったのですが、普段広告写真の場合、動きの激しい被写体を撮影する機会はあまりありません。俊敏なフットワークを身につける為にも、鳥の撮影というのはうってつけなのです。
鉄人の場合、動きの速い被写体の場合でも連写することは、ほとんどありません。もちろん連写が有効なのは解っているのですが、何故か連写は写真を撮った気分にならないのです。鉄人の場合、撮影する前にイメージは出来ています。今回のケースならイメージした通りに鳥が飛んだ瞬間に、シャッターを切るのです。ですから鳥を追いかける撮り方もしますが、風景写真の撮影のようにアングルを固定していて、その中の一点に鳥が飛んでくるまで待つ、という撮影方法もとるのです。
ですから決めたアングルの中の鳥の位置は、前でも後ろでもいけないことになります。このような撮影方法だと、あまり連写を必要としません。当然失敗もありますが、ジャストミートした時は嬉しさも格別です。またシャッターチャンスは一瞬しかありませんから、撮影の腕を磨く為にも有効な手段だと自分では思っています。
鉄人は逆光の写真が好きです。逆光で被写体のエッジが立って、主役がとてもドラマチックに画面の中で浮かび上がります。露出のコツは、オーバー目にしないこと。アンダー目にすることで、主役のエッジのハイライトが一層輝いて、主役を目立たてます。
鳥は専門の写真家もいるほど難しい被写体ですが、とっても面白い被写体でもあります。挑戦してみるのも楽しいかと思います。
今日の体重 65.8kg
今日の歩数 3,000歩
今日の食事 朝 あなご寿司 2艦
竹輪の磯辺揚げ 半本
昼 日清どんべえきつねうどん
おにぎり 1個
水 1,500cc
夕 手巻き寿司
じゃこ天
味噌汁
おはぎ 1個
赤ワイン 少々
焼酎の湯割 2杯
水 500cc
1,500キロカロリー
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