2009年02月10日

春の海ひねもすのたりのたりかな

Photo 海しずか
umishizuka.jpg

この句は与謝蕪村の名句として広く知られている。厳しい冬が過ぎ、日に日に暖かさが増す春。のどかな海は一日中、のたりのたりと波打っているばかりである。

春の海を観たまんまの句であるが、言葉の響き、言葉のリズムがこの上なく柔らかく優しく、春の穏やかな海の様をこれほどまでに描ききった俳句を鉄人は知らない。

作者の与謝蕪村であるが、江戸中期の代表的な俳人で、画家としても知られ、俳画の創始者でもある。大阪に生まれ、青年時代を江戸で過ごした。松尾芭蕉に憧れ奥の細道のルートを周遊している。後半生は京都で暮らし六十八才で没している。

鉄人は蕪村の柔らかい感覚の俳句が好きである。きっと本人も優しく穏やかな人物だったに違いないと思っている。好きな句をいくつか取り上げてみたい。

春雨にぬれつつ屋根の手毬かな

さしぬきを足でぬぐ夜や朧月

菜の花や月は東に日は西に

すべて春の句であるが、いかにも情景が目に浮かぶ様である。画家でもあるので、その場面の描写力は、三百年という時間を超え、その場に鉄人も居合わせているような気持ちにさせてくれる。そういう意味では写真的ともいえる。蕪村が生きていた時にカメラがあれば、数多くの傑作を撮っていただろうと思われる。

春は鉄人にとっても写欲が湧いてくる季節である。鉄人が大好きな菜の花を、蕪村も同じ様な気持ちで観ていたのかと思うと何だか嬉しくなってくるのである。


今日の体重       66.0kg

今日の歩数       今日はアキレス腱に痛みが

今日の食事   朝   焼きもち   一個

        昼   豚肉の野菜炒め
            五穀米    半杯
            水      1,000cc

        夕   高野豆腐
            シュウマイ
            刺身
            五穀米    一杯
            水      1,000cc
 
        1,600キロカロリー
posted by masa at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 俳句を撮る
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