2008年12月24日

思い出の一枚 「初日の出」

Photo 初日の出
初日の出.jpg

この写真は今年の元旦、宮島の弥山の山頂から初日の出を撮ったものです。凍り付く様な寒さの中、猫の目の様に変化する雲行きを気にしながらの撮影。大変だったんですけど、思い出に残る撮影になりました。

宮島にあるロープウエイは、年に一度だけ初日の出の為に早朝四時から営業します。それに乗って弥山に上がるのですが、山頂までは行きません。そこから約半時間、真っ暗な山道を懐中電灯を頼りに登って行きます。山道はそれなりに整備されているのですが、石畳の場所も多く、凍っているので滑り易くかえって危険です。そこから日の出まで約二時間待つのですが、場所取りの為、山頂の休憩所の展望台で寒風にさらされながらその瞬間を待つのは、結構痺れるものがあります。

今年の元旦の天気予報は、あまり芳しくなく曇りの予報。空が白々明ける頃には雲が減って茜色に空が染まりだしたのですが、しばらくすると吹雪になり、空は真っ白というか灰色になりました。日の出が撮れないんじゃないかとひやひやものです。

そして吹雪はだいたい納まったのですが、太陽が昇る付近の雲が、しぶとくどいてくれません。また再びひやひやしだしたのですが、何とこれが幸いしました。しばらくすると雲間から初日の出の強烈な光が差し込みました。そして空に舞っている雪に影響されて光芒が、十字架というか、鳳凰というか、観音様というか十字の形になって神々しいばかりです。休憩所のマスターも、ここで20年初日の出を見てきたたけど、最高の初日の出だったとか。その瞬間に立ち会えただけでも鉄人は幸せ者です。息子も同伴していましたが、しきりに感激していました。実はこの時息子の方が傑作を撮っています。

この時、本格的に撮影していたのは、我々二人だけ。大袈裟にいえばあの素晴らしい瞬間を後世に残せたのは我々親子だけです。カメラマン冥利に尽きますね。ホントこういうことがあるからカメラマンはやめられない。撮影の苦労が多い時程、写真の出来が不思議に良いようです。これも神仏が我々の努力している姿を見てくれている証でしょうか。

来年も(といってもすぐですが)、初日の出を撮りに宮島に出かけます。今度はどういう初日の出を見せてくれるか。寒いのは辛いですが、楽しみです。

今日の体重 70.2kg
posted by masa at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 思い出の一枚
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