2008年12月23日

99.9%は仮説

Photo 雪の田んぼ
雪の田んぼ.jpg

これは本のタイトルです。著者は竹内薫氏、肩書きは科学作家ということになっています。ミステリー作家としても活躍しているそうです。古本屋で面白そうな本がないかなあと、物色していた時、このタイトルに目がいき中身も確かめずに購入。たいして期待していなかったのですが、詠み始めたら意外に面白い。ということで今日のブログで紹介することにしました。

本のタイトルがそのままズバリですが、この世の事は99.9%が仮説であるという仮説。この世の常識といわれていることは、実は仮説に過ぎない訳で、時代背景が変わったり、新しい仮説が登場したら、以前の仮説は常識ではなくなると言っています。

例えばガリレイが登場するまでは、天動説がその時代の常識中の常識でした。しかし現在では地動説は常識中の常識ですね。少し前までは大企業は潰れないというのは、常識でした。しかし最近ではそういう常識は通用しなくなりました。鉄人的な例ならカメラはフィルムが常識でした。というかそれしか選択肢がなかった。それがこの10年くらいで、あっという間にデジタルになり、フィルムの出番は本当に少なくなりました。この状態を10年前誰が予測出来たでしょうか。デジタルが常識になりつつあるわけです。電話の世界もそうですね。

ここで面白かったのは、そのような常識の変化を見せつけられても、頑としてそれを受け入れない場合が数多くあるという事実です。ガリレオの例に戻りますが、彼は当時天体望遠鏡を作っています。倍率も結構なもので、月でも太陽でもバンバン大きく見えます。それを他の者にも見せているのですが、信じようとしないのです。地上のものは大きく見えているのは認めているにも、関わらずです。自分にとって都合が悪いものは認めない。これは普段の我々の生活の中でもよくあることですね。

確かに人間は仮説の世界で生きていると思います。でもその仮説が実は人それぞれ違うのだなあと感じることがあります。その人間のことを思いアドバイスしても、まったく通じないことがあります。「この分からず屋!」って憤慨したりするのですが、そもそもがまったく違う仮説の世界、別の宇宙に住んでいたりするのです。そして自分自身も仮説の世界にいる訳ですから、新しい仮説が何時現れるかもしれないのです。鉄人の場合でも自分の中での常識や価値観が以前と大きく変化しています。今後も変化していくでしょう。ということは自分の中にさえ確固たるものは、実はほとんどないのだということに気づかされます。ましてや他人はそれこそ宇宙人。理解できなくて当たり前なのかもしれません。

70億人すべてが、それぞれ別の世界、宇宙の住人。そう思うと自分の考えを押し付けることが、愚かな行為に思えてきます。それぞれの世界観を一度認めて、それから交信していく。そうすれば仲良くなれるかも。何しろお互い宇宙人ですから。

今日の体重 70.4kg
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