2008年11月02日

フェルメール

耳飾りの少女
419px-Johannes_Vermeer_

ヨハネス・フェルメール。鉄人が最も好きな画家の一人で、一生をオランダのデルフトで送った画家です。 
 
現在、東京都美術館で「フェルメール展〜光の天才画家とデルフトの巨匠たち〜」という美術展が開催されていますが、開催79日目で入場者が50万人を突破するという大変な盛況振りです。

その作風は、緻密で静謐。静かな気品を感じさせて、日本人好みであり、現実に日本人に最も人気のある画家の一人です。また寡作の画家として知られていて、20年程の画歴に比して作品数は約30点程という少なさです。ピカソの生涯点数2万点 と比較するとその作風の違いがあるとはいえ、極端な少なさですね。その貴重さ故、盗難に遭うこともしばしばで、発見に至らない作品もあるそうです。

鉄人のフェルメール好きは、以前ある美術展で「窓辺で手紙を読む若い女」という作品を観た時からですが、本物の作品は実はこれだけしか観ていません。でも静かな作品なのに圧倒的な存在感があり、空気感がある。作品の中に引き込まれていく強さは、今まで鑑賞してきた多くの絵画の中でも抜群のものがありました。奇妙キテレツな作風で有名なシュルレアリストの画家サルバドール・ダリがレオナルド・ダ・ビンチやピカソといった歴史的天才画家を著書の中で細か批評していますが、フェルメールはほとんど満点に近く、他の画家を圧倒しています。

こういう絵画に触れると「写真」の限界を痛切に感じる時があります。元々鉄人は美大を受験するなど(すべて不合格)出来れば「画」に関係する仕事で身を立てたかったのですが、と同時に自分の才能もわかっていました。ですから画家というのは、求めてもかなわない職業であり、あこがれの職業でした。

フェルメールは43才という若さでこの世を去りましたが、その一生は苦難はあっても充実した生涯ではなかったかと思います。なぜなら極めて高い精神性をその作品から見て取ることが出来るからです。

いや〜「絵画」って本当に良いもんですね〜。


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この記事へのコメント
この作品、sasoも好きな絵の一つです。

この絵を題材にした映画がありました。当時の画家の生業、そして作者フェルメールの恋愛感情との葛藤、女優さんが私の好きな人の一人だったので良く覚えています。
Posted by saso at 2008年11月02日 20:09
達人様 コメントありがとうございます。

達人もフェルメールがお好きと聞いて嬉しい限りです。
カテゴリーのネーミングまでしていただいて、たいして知識の無い鉄人には何とももったいないような気持ちです。
フェルメールの映画は残念ながら観ていません。
今度時間がありましたら、皆で美術館でも遊びに出かけてみたいですね。
Posted by 鉄人 at 2008年11月02日 21:04
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