今、鉄人の仕事は繁忙期の真っただ中なのだが、その分身体がキツイ。疲れが溜まって体中がゴワゴワになっている。
今日は繁忙期の仕事の中でもかなりハードな仕事をしていた。朝から始まり撮影終了予定は、夜の9時か10時。
クライアントの担当者もその仕事時間の長さを思うのか顔が暗い。鉄人も体調が優れない。
予定通りに終われるかどうかも怪しい雲行きである。さて、結果はいかに。結果は何と夕方6時には完全に終了したのである。
鉄人は気持ちを無理矢理ハイテンションに持っていき、ギアを2〜3段上げフルスピードで撮影をすることにしたのだ。疲れた身体でダラダラ仕事をやったら効率が悪くなり時間も掛かり、もっと疲れて結果も良くはならない。
こういうときは気持ちを奮い立たせてテンションを上げるのだ。鉄人は元々撮影のスピードはもの凄く速い。ただ何時もなら万年疲労なのでチンタラやることになる。そこで疲れを感じる暇がないほどギアを上げてみることにした。
ギアを上げるということは集中力を上げるということである。脇目も振らず目の前の商品の撮影に没頭する。不思議なことに集中力を上げると迷いも無くなる。その商品を撮る為のベストな方法が瞬時に出てくるのである。迷いがなければ仕事のスピードは格段に速くなる。従って撮影時間も短くなるという訳である。
手伝ってくれてるかみさんは元々体力は鉄人の比ではない。余裕で仕事をこなしていた。
思いの外撮影が早く済んだのだが、喜んでくれたのはクライアントの担当者である。成果が同じなら時間が短い方が良いのは言うまでもない。でも自由業の鉄人にはそこら辺の感覚が疎い。
仕事が早く済んだのは良いのだがやはりしわ寄せは来た。仕事終了後は完全に腑抜けになったのである。帰りの運転の辛かったこと。集中力が欠けているので事故が心配、法定速度より遅いスピードで、帰宅時間で混んでいる山陽道をソロリソロリと帰還したのであった。