2014年09月25日
一畳の宇宙。
二ヶ月半ぶりに我が部屋に戻った。やっと涼しくなってきたからだ。鉄人の部屋は屋根裏にある。夏場は暑すぎて生き物の住む場所ではない。夏の間は酷暑を避けて我が家の避暑地である一階のスタジオで寝泊まりするのである
。
夏場の二ヶ月半は部屋の掃除もままならない。エアコンなどないし下手に掃除などすれば熱中症は確実である。昨日久しぶりに掃除をしたのだが、大晦日の大掃除にも匹敵するほど本格的なものであった。
大掃除序でに部屋にあったベッド、ソファ、テーブル、椅子を皆処分した。勿体ないがどうせ使わないものに部屋を占領させていても仕方がない。読書もパソコンも瞑想も結局は狭い布団の上でやるからだ。
鉄人の部屋は屋根裏なので、厳密に言えば部屋ではない。洗濯物の室内の物干し場でもあるし、家族の箪笥置き場でもある。ドアなどない。
だから鉄人が寝ていることなどお構い無しに家族がドタドタ行き来する。プライベートなどあったものではない。結局は写真に写っているベッドの換わりに敷いた一枚の畳の面積だけが鉄人のスペースなのである。起きて半畳寝て一畳、鉄人は図らずも実践していることになるな。
今夜も二階からかみさんが観ているテレビの音と、息子たちの部屋からゲームや息子の友人たちの笑い声が否応無しに聞こえて来る。鉄人が安眠を得るには耳栓が必須なのである。
posted by masa at 00:10| Comment(0)
| 日記
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