2014年08月27日

蛇落地悪谷。

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「蛇落地悪谷」。何とおどろおどろしい、そして意味深な名前だろうか。今回、土砂崩れの被害が最も大きかった八木地区の昔の呼び名である。そしてこの地にある神社には、昔の水害の様子を描いた絵も残っていたのだ。

昔は蛇が落ちてくる様に見える水害が多かったので、「蛇落地」。その様な悪い環境の谷なので、「悪谷」。合わせて「蛇落地悪谷」(じゃらくじあしだに)と名付けられた様である。個人的には(じゃらくじあしや)だと思う


その「八木蛇落地悪谷」(やぎじゃらくじあしや)が、「八木上楽地芦屋」(やぎじょうらくじあしや)と改名され、現在は「八木」だけが残っている。今回土砂崩れがあった場所は、今回が初めてではなく、昔から何度も水害を繰り返して来た場所だということになる。

そう考えれば、今回の水害もたまたまではなく、必然であったのではないだろうか。水害に限らず、地震も津波も火山の噴火も周期的に起きている。先人達は自分達が受けた苦しみ繰り返さない様に子孫に伝えようとして、地名であったり口伝であったり、碑や絵を用いて警鐘を鳴らしていたのだ。

ニュースの映像を観ていると、まさに何匹もの大蛇が山の頂から住宅地に向かって、蛇行しながら一気に落ちて来ている様に見える。言い伝えは真実だったという証拠である。

改名は多分他にもあるに違いない。地名には意味があるのだ。我々は先人達の残した教えにもう一度耳を傾けるべきではないだろうか。





posted by masa at 00:36| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
映像に 胸が痛みます・・・・。
Posted by ぽけっとラッキーママ at 2014年09月02日 06:39
ぽけっとラッキーママ様 いらっしゃいませ。 コメントどうもありがとうございます。

本当に胸が痛みます。天災ですが、同時に人災でもありますね。今回の災害はいろいろな問題を含んでいると思っています。少し勉強してみます。

小生は平地に住んでいますが、川に近い。土砂崩れには遭わないかもしれませんが、川が氾濫したら確実に被害を受けます。その様な場合は高台に住んでいる方が被害はありません。

海の傍は津波の不安。街の中は地震が来たら大変です。安全なところは何処にも無いのかもしれません。結局、自己責任で生きていくしかないですね。
Posted by 鉄人 at 2014年09月02日 18:41
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