2014年10月20日

光と影。

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今日、鉄人が撮影した写真が載っている経済雑誌の見本誌が届いた。日本酒愛好家なら直に分かる「獺祭」の社長を撮影したものである。

「獺祭」は、旭酒造という山口県にある酒造メーカーが製造している。その人気は天井知らずで、製造が間に合わないどころか日本酒用の米の生産が必要量に届かない状態なのだ。

社長の名前は「桜井博志」。写真で分かる様に、スマートで温厚なナイスミドルという感じの方である。直接お会いしてもイメージそのままの方で、何時もニコニコされていて腰が低い。成功者にたまに見受けられる尊大な様子は皆無である。

鉄人も撮影で旭酒造を訪れることが多い。それだけ注目されている酒蔵だからだ。桜井社長は、飛ぶ鳥も落とす、まさに「時の人」と言えよう。

これだけ人気があり注目されている酒蔵の社長だから、さぞかし輝かしい経歴をお持ちの方だと想像しがちだが、実は全くその反対で、以前は自殺を考えるところまで追いつめられた経験をされているのである。

その経緯は、この雑誌「Associe」や関連本を読んで頂きたいのだが、そのご苦労は尋常じゃない。人生の辛酸を嫌というほど舐められている。

自分も含めてひとは成功者の「光」の部分だけ見ることが多い。そして憧れたり羨ましがったり嫉妬したりするのである。しかしその「光」には必ずと言っていいほど「影」があるのだ。

新規事業に失敗して多額の借金を抱えたり、時代の変化を見誤ったりと、成功の影には様々な困難も待ち受けているのである。

では成功者はその困難をどのようにして乗り越えてきたのか。桜井社長は「道理」の大切さを語られる。「どんなに努力しても上手くいかないときは、何か道理を間違えている」のだと。

鉄人もその通りだと思う。何事も何故か上手くいかないときは「何かを間違えているのだ。」

他人のせいや世間のせいにしても仕方が無いのである。自分の考え方やり方の何処かが間違えているのである。上手くいかない現実を直視して、それを修正していく必要がある。

「光」には「影」はつきものだけれど、自分が光輝く為には「影」が不可欠でもあるのだ。釈尊は、人間に生まれたときにしか修行は出来ないと説かれている。それは人間という生き物は、放っておくと悪いことばかりする生き物なのだが、反省し修正出来る唯一の生き物でもあるからだ。

桜井社長は、悪いことをされていた訳ではないが、結果が出なかったということは、間違っていたのだ。しかしそれを反省し修正されて、今日の成功を掴まれている。

鉄人が自分の人生にまだ満足が行けていないのなら、何か道理を間違えていることになる。反省し修正しなければならぬ。
posted by masa at 23:11| Comment(0) | 日記