2014年10月19日

ドライブ。

「大水車」

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雲ひとつない秋空。爽やかな気候、そして日曜日。これだけの条件が揃えば必ず聞こえてくる悪魔の囁き。そう、かみさんの「何処かドライブに連れて行け」。

家でゆっくり休みたい気持ちもないではなかったが、鉄人もこの青空を逃すのは勿体ないと思い、ドライブに行くことにした。

この気候なら観光地は多いだろう。駐車場を見つけるのも苦労しそうだ。ならば渋滞していないだろう田舎にしよう。と考え山口県錦町にある道の駅「ピュアラインにしき」を目的地に決めた。

廿日市インターで高速に乗り岩国で下りる。そこから道の駅までは小一時間である。かみさんが道の駅に行きたい目的は、主に新鮮な野菜を買うことにある。

野菜は午前中にはほぼ売り切れる。朝の9時に家を出れば10時半には着く。その時間ならまだいろんな野菜が買える、という段取りであった。

ところが人生何が起こるか分からない。のっけから躓く。廿日市インターにあるETC専用のゲートが二つとも閉鎖されていたのである。

渋滞である。渋滞を避けようと思い練りに練った計画は、最初の段階で水泡に帰したのだ。なんとか廿日市インターのETCのゲートを潜り、岩国で下りようとするとまた渋滞。ETCの代わりの用紙で割引の手続きをする為の渋滞である。

ブツブツ言いながら錦川沿いの国道187号を北に走っているとある看板をかみさんが見つけた。「日本一の大水車」とある。行ったことないから観たいと言い出した。今度は寄り道である。

行くと大水車の横にそば屋があった。かみさんは大のそば好き。こんなシチュエーションでそばを食べることもあまりないだろうからと鉄人が薦めた。なかなか美味しかったらしくかみさんはご満悦だったが、還りに一言。「ここ来たことあったわ」。

そんなこんなで目的地の「ピュアラインにしき」に到着したのはお昼前になっていた。野菜ももうわずかしか残っていない。売れ残りなので買う気も失せる。仕方がないので名物らしい「さしみこんにゃく」を購入した。

後は帰るだけである。帰る方角は寂地峡を通り吉和を抜け、湯来町そして我が家のある五日市へのルートを選択する。他の車もほとんどいなくて極めて快適なドライブであった。

途中、野菜の販売所を見つける。近所の農家のおばさんたちが売る気もなさそうに座っていた。やはり売れ残りばかりである。でもかみさん手ぶらで帰るのか悔しいらしく、その売れ残りの野菜を買っていた。

家に戻って、さっき買った野菜の中から柿をひとつ剥いて食べてみた。これが抜群美味かったのだ。百円で五つあったのでひとつたった20円也。

そのたった20円は、今日のドライブを見事に締めくくってくれたのである。
posted by masa at 22:48| Comment(0) | 日記