2014年10月11日

お神楽。

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今夜は近所の八幡神社でお神楽をやっていた。毎年行こうかどうしようかと迷うのだが、お囃子に誘われてやっぱり今年も観に行くことにした。

まずはワンカップ酒を購入する。約15分ほどの道すがらそのワンカップ酒を飲むことで、日常の感覚を麻痺させ幻想の世界へ誘われていく。

ポケットに入れたスルメをかみさんとふたりで分けながら、お神楽の舞台である八幡神社にゆらりゆらりと向かうのである。

今夜の神社は何時もより観客が多い様な気がした。多分、連休の終わりの方は台風の影響で外出もままないだろうから取りあえず今夜楽しもうという気持ちなのかもしれない。鉄人夫婦がそうだった様に。

鉄人は神楽そのものには特に興味はない。老若男女が神社という場所に集まり、非日常の世界を楽しんでいるのを俯瞰気味に観ているのが好きなのだ。

親子が金魚すくいしている。フライドポテトの夜店に大勢並んでいる。舞台の裾に子どもたちが集まっている。舞台では夜叉が舞っている。それはまるでひと時の幻想の世界である。

今、NHKの朝ドラで外国人の女優が主人公の「マッサン」をやっている。そのドラマではやたら抱擁のシーンが出てくる。鉄人も本名が「正弘」だから「マッサン」である。

なのでドラマの真似をして、酔いにまかせてかみさんの肩に手を回してみた。これがドラマみたいにはいかない。
普段やっていないせいか即座に却下。鉄人の手はお神楽の夜叉の様に宙を舞ったのである。

小一時間ほどして家路につく。還りは二本目のカップ酒を開ける。暗い夜道を小さな子どもを連れた家族が帰っていく。幼子がしきりに親に話しかけている。お神楽の話だろうか。

ほろ酔いでゆらりゆらりとそぞろ歩く。もう一度かみさんの肩に手を回す。やはり却下であった。
posted by masa at 23:50| Comment(0) | 日記