2014年02月18日

ペン字その後。

「積載オーバー?」

画像 037.jpg

ペン字の練習を続けている。事務所の鉄人のデスクはふたつあって正面がパソコン、右が作業用にしている。その右側の作業用の机に見本の本を立て、それとにらめっこしながら字の練習をしているのである。

パソコンでの画像修整の合間の字の練習は、意外に気分転換になることに気が付いた。字の練習というのは、書き方を頭で覚えるのではなく、反復することで手に覚えさせることであるから、ルーチンに近い。

見本の文字に近くなる様に、ただただ何度も繰り返すのみなのである。見本の文字はほれぼれするほど美しい。今、行書体の文章に挑戦しているのだが、一文字一文字のバランスが良く、全体も流れる様なリズム感がある。

鉄人の字はどうか。まず一文字一文字のバランスが悪い。たまに上手く書けたかと思うと、全体は斜めに傾いていたり、流れが堰止まっていたりしてリズムが悪い。

一文字一文字に注意が行き過ぎると全体が見えなくなる。全体のバランスを考えていると、一文字一文字が疎かになる。難しいのだ。

最近だが、ペン字でも線の強弱があることを知った。細いペンの線でも太いところと細いところがある。最初は無理だそんなの書けないと思っていたが、多少強弱が付けられる様になってきた。

ペンの勢いも大切な様だ。鉄人が勢いをつけて書くと、つい乱暴な線になってしまう。でも勢いがないと、線がヨレヨレしてだらしない印象になるのだ。これも難しい。

ペン字にも「止め」も「払い」もある。それも意識しなければならない。また続け文字を書く「連綿」という手法も行書にはある。ひらがなを蛇のようにクネクネと続けて書くやつだ。見本はホントにカッコいい。でも鉄人が書くとそうはいかない。ただのよれて曲がった線である。やはり難しい。

そして一番厄介なのは、書き直しが利かないという点である。一文字でも上手く書けていないと、他が良くてもすこぶる見栄えが悪い。文章であるからある程度文字も多い訳で、最後までノーミスで行くのは至難の業なのだ。

一文字一文字が美しく、全体の文字のバランスも良く、線は流れる様にリズム良く書くなんて、「そんなの無理だあ〜!!」っていうのが、鉄人の今の心境である。

でも確実に字が上手くなっている手応えも確かにあるのだ。これは仏道の修行と同じで、まだ山の一合目かもしれない。でも以前は麓だったのだ。登り続けていればいずれ二合目に到達する。始めから頂上には行けないのである。

ただ鉄人が考えていたよりペン字は高く険しい山であった。もし上手く書ける様になったらブログに載せてみたい。乞うご期待。何時のことになるやら。

推敲の推敲。

昨日。

閉店の 御礼哀し 冬の暮 

本日。

閉店の 謝状寂しき 年の暮 へいてんの しゃじょうさびしき としのくれ

                                 鉄人

posted by masa at 23:43| Comment(0) | 日記