
先日、老眼鏡を無くしたことをブログに書いた。遠近両用を持っているが像が歪んで仕事に差し支えることも書いた。新しい老眼鏡を作ってもらおうかとも考えたが、何か面白いめがねがないだろうかとアマゾンを覗いたみた。
あったのだ。それが写真にある老眼鏡である。奥のめがねよりツルが明らかに長い。そしてそのツルの先が湾曲している。これがポイントなのだ。
この長くて湾曲したツルで、めがねを使用しない時、首に引っ掛けるのである。鉄人の場合、遠くはよく見える。またカメラのファインダーを覗く時には老眼鏡を使用しない。そんな訳で、再三再四、老眼鏡を掛けたり外したりを繰り返している。
おまけにカメラを首から下げている時などは、老眼鏡のチェーンとカメラのヒモが絡んでしまい不便なことこの上なかった。撮影はスピードが命というかシャッターチャンスをモノに出来ないとカメラマン失格である。首にヒモが絡んで撮れませんでした。などど言い訳が出来るはずも無く、忸怩たる思いがあったのである。
それがこのチェーンがいらない老眼鏡で、今までの苦労がかなり解決するのである。またデザインもなかなか秀逸である。色も六種類あり選べる。おまけに大変に安い。2,000円であった。
よく見えるし軽い。良いことずくめだが心配なのは丈夫さである。鉄人は顔の幅が広い。その分めがねに負担がかかるのではないか。まあ壊れたら2,000円出してまた買えば済むことだが。
前の老眼鏡を無くしたからこのめがねに出会えたのである。けがの功名と言えるのではないか。塞翁が馬とも言えるか。ただツルを長くして先を曲げただけ。何で誰も思いつかなかったのだろう。まさに「コロンブスのたまご」である。