2013年09月30日

後悔せぬよう。

「ひととき」

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先週の土曜日のこと、かみさんとちょっとした諍いがあり不穏な空気に・・・。理由はともかく「怒り」が生まれたことに凹む鉄人。まだまだ修行不足だと痛感したのだが、しかしその不穏な空気を翌日に持ち込むことはしない。本当の後悔をしたくないからだ。

以前鉄人夫婦がよく買っていた珈琲豆の専門店があった。イケメンと美人の若いご夫婦が営まれていたのだが、数年前のある日、突然ご主人が亡くなった。心臓発作である。

さぞかし残された家族は落胆されているだろうと思った。それはその通りだったのだが、それ以上に「後悔」されていたのである。家族は亡くなられたご主人と奥様、そして高校生の一人娘。

当時、亡くなられたご主人と奥様や娘さんがあまり上手くいっていなかった様である。特に娘さんはお父さんとほとんど口も利かなかったみたいだ。

そんな時に突然の永遠の別れが来る。口を利かなかった娘さんの落胆は大きく、長い間後悔の念に苛まれていたと、後日奥様から聞いたことがある。

残念ながら娘さんの後悔は死ぬまで続くかもしれない。取り返しがつかないからだ。鉄人が「怒り」を翌日に持ち込まない様にしているのはその様な本当の後悔をしたくないからである。

人は何時別れが来るかも分からない。喧嘩をしたままの状態でその時が来たら、きっと残された者は後悔するだろう。少なくても鉄人はそうなる。そうならない為には「怒り」を続けないことだと思う。絶対に翌日には「怒り」を持ち込まない。そう決めている。

だからちょっとした諍いがあっても、その後普通に口は利く。流石に冗談までは言えないが・・・。そしてその内怒りの熱は自然に冷めていくのである。

勿論最初から「怒り」の感情が生まれない方が良いのは言うまでもない。でも現実はなかなかそうはいかない。1日をひとつのユニットとして考え、その日に起きた怒りはその日のうちに終わらせる。翌日はまた新しいユニットの中で生きていく。これは仏陀の教えでもある。「怒り」がまだまだ生まれてくる鉄人には、とても参考になる考え方なのである。
posted by masa at 23:36| Comment(0) | 日記