2013年09月23日

ハードワークと幸福感。

「無我」

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少し前鉄人はある撮影の仕事を頼まれた。去年同じ内容の仕事を頼まれて撮影をしている。その仕事が実にハードだったのだ。

もう二度とその仕事は受けないと決めていたのだが、どういう訳か今年も結局受けてしまったのである。

その仕事とは「保育園の運動会」の撮影である。朝九時からお昼までの3時間ほどの撮影なのだがこれがとびきりキツい。雪崩の如く矢継ぎ早にプログラムが進行する。3時間ひとときも休めず緊張のしっぱなし、また園内は狭く園児に怪我をさせてはいけないのでそれにも注意を払わなくてはならない。

一番辛いのは撮影をする時の姿勢である。子供達は身長が低い、その為園児の背の高さに合わせて低いアングルで撮影しなければならない。これがキツいのだ。スクワットを3時間ぶっつけでやっている感覚だ。若いヤツならともかく、一般の会社なら定年近い鉄人にはこれは酷である。

他の撮影条件も厳しい。天気が良いとものすごく撮り難い保育園だったのだ。園児を太陽のキツい光から守る様に天幕が張ってある。園児には良いのだが、カメラマンには甚だ辛い条件になる。それは明るいところと暗いところの明るさの差がひどくつくからである。明るいところに露出を合わせると暗い場所は真っ暗。暗いところに合わせると明るい場所は真っ白。

かけっこなどその明るいところと暗いところを走る。フラッシュなんて連続では使えない。どしたら良かんべ?

撮影が終了した時には精も根も尽き果てノックアウト状態になった。その後三日間足の痛みが引かず他の撮影に差し支えたのだ。

ところが今年も昨日その撮影をしたのである。何故か?それは園児達があまりにも可愛かったからである。彼らはもう孫にも近い年齢である。その彼らがたどたどしいながらも懸命に演技をしたり競争をしたりしている。これが鉄人にはたまらなかった。

ヘロヘロになりながらも鉄人のこころは癒されていたのである。もう一度あの子達を撮ってみたい。それだけの思いで今年もハードワークに挑んだのだ。結果当然の如く今回もヘロヘロに。夢中で撮っていて気づかなかったが、何と去年の倍近くの数を撮っていた。カメラマンの「性」はどうにもならんなと思った次第である。

ところが今年はこれで終わらない。後、2件ある。体が保つかどうか、やっぱり断ればよかったかな?トホホ・・・。

posted by masa at 17:38| Comment(2) | 日記