2013年09月02日

ホームシアター。

2001:a space odyssey

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「2001: a space odyssey」邦題で「2001年 宇宙の旅」英語のタイトルの方がいい。邦題は楽しい宇宙旅行みたいである。odysseyはギリシャ神話の「叙事詩」の意味で映画の内容にも沿っている。

スタンリーキューブリック監督作のこの映画は40年以上も前に創られたものだが現在でもSF映画の最高峰とされている。鉄人も最も好きな映画のひとつである。もう何度も観ているのだがその度に感じ方が違う。難解だが映像は極めて美しく、もうこれ以上のSF映画が現れる可能性は低いと思われる。ところがこの映画を観た次男の感想、「展開がトロくて面白くない」人それぞれである。

この映画のテーマはふたつあると思う。ひとつは「コンピューターと人間」もうひとつは「輪廻転生」である。どちらも興味を引かれるものだ。ストーリーは誰もが観ている映画なのでここでは書かないが、今回鉄人が気が付いたキューブリックの演出は「呼吸」である。

コンピューターの反逆にあった宇宙飛行士が、そのコンピューターの意思を止める為に行動する場面がある。その時に聴こえて来るのが宇宙飛行士の「息づかい」だけなのだ。

粗い息づかいの音響効果で、その場面の緊張感を高めているのだが、鉄人の見方は多少違う。生命とそれ以外の違いは「呼吸の有無」にある。生命は何らかの形で呼吸をしている。それで動いているのだ。コンピューターが映っている場面は無音である。暗黒の宇宙の中での「呼吸の音」そこに「生命」を強く感じたのである。意思を持ったがコンピューターは呼吸をしない。はたして生命と呼べるや否や。でも映画では「死の恐怖」を訴える。いろいろ仕掛けの多い映画である。

たまにスタジオににわかシアターを作って映画を観る。映画も「妄想」の世界なれど、今回はなかなか面白かった。


posted by masa at 13:31| Comment(0) | 日記